11月・12月は車売却におすすめの時期?年末に向けての注意点も解説
2025.11.09

皆さまこんにちは!
ハッピーカーズ川崎登戸店の萩原です!
色々な車の情報サイトやブログなどで検索すると
11月や12月は車を売却するのにおすすめの時期というサイトもあれば、やめた方が良いという内容のものもありどちらが良いのか判断に困る方もいると思います。
ただし、実際に売却を検討している方は11月や12月に車を売るのはお得になるのか?
とても気になる方も多いと思います。
車買取店のプロがこの時期に車を売るべきがどうか理由も踏まえて詳しく解説していきます。
ぜひ車売却を検討されている方は参考にして下さい。
11月・12月の車売却は注意が必要な理由は?
11月や12月に車を手放す必要がある方や、車売却を検討されている方も多いと思います。
タイミングとしては、車を乗り換える・免許返納にて手放す・故障にて廃車にするなど。
仕方なく車を売却する方も多いですが、できれば高く車が売れる時期に売りたいですよね?
そんな方は11月~12月にかけて賢く売却する方法と、やめた方が良い時期があることを知っておくことが大切です。
11月~12月中旬までに車を売却すると高い相場で査定額が出るのは本当?

結論から言うと、この時期に車を売るなら11月~遅くても12中旬までが良いと言えます!
冬の時期で特に11月~12月上旬にかけて多くの企業に勤める方は嬉しいボーナスの支給時期となります。
車の新車・中古車問わず、高額な場合が多くまとまったお金が入ってくるこの時期にボーナスで乗換えや購入を検討される方も一時的に増えます。
車の購入する需要が増えると、車を販売する販売店も事前に良質な中古車を仕入れる必要があるため、11月初旬あたりに冬のボーナス需要に備えて販売したい狙った車種の買取りを強化します。
そのため車を仕入れたい買取店は、11月にある程度の高い相場の金額で買い取りをしてくれるケースも増えてきます。
ボーナスの支給までには販売できる状態にしておきたいため早めに中古車販売店は動きます。
できれば11月上旬~12月の上旬までには売却できるスケジュールで進めておく方が高い金額で売却できる可能が高まります。
| point① 11月~12月上旬はボーナス需要があるため一時的に相場が良くなる可能性がある
そうすると→ボーナス払いで車を購入しようとする需要が短い期間内で増える! |
どうしても12月の中旬以降に車売却をする場合はどうすれば良い?
できれば11月~12月上旬までに車を売却した方が有利な査定額を出しやすいですが、新車の納車タイミングや、乗換え、ボーナス支給後の売却などで、12月中旬以降に手放すタイミングとなってしまう方も多いでしょう。
そういった場合は、
車の査定を出来る限り早めに依頼し見積もりを受けておくことをおすすめします。
売却が1か月ほど先の場合でも、査定を早めに受けておくことで相場が下がる時期よりも前の金額で契約してくれる車買取店も多いです。
例えば11月中に車買取店に査定を依頼し査定額を提示してもらった際に、手放す時期が12月中旬になる場合でも金額をキープしてくれる買取店もあります。
査定見積もりの有効期間はそれぞれの車買取店によって異なりますが、交渉次第で1か月程度であればキープしてくれる買取店もあるため、相場が高い時期のうちに無料の査定を受けておき見積もりの有効期間を相談しておくことをおすすめします。
12月中旬以降の年末は車売却に適していない時期って本当?

結論から言うと12月の中旬以降の年末時期は車の売却に適した時期とは言えません!
12月に車を売却しようとする際に最も注意が必要なことは年末にかけて車の買取相場は下がる傾向にあることです。
車種により例外もありますが、基本的には毎年年末は車の売買の需要が減る為、買取相場も低下します。
理由①:車買取店は年末年始の休業前に車の在庫を増やしたくない
理由は、車の買取業者や車を取り扱うオークションや工場などの多くの業者は年末年始の期間休業するため、車買取店は年末年始に車の在庫をあまり多く抱えたくない事情があります。
年末時期に車を買取りしたとしても年内に販売をすることはできないため、年末年始の休業期間を挟むことになります。
店舗休業中は、車を多く保有するとスペースや管理費用、盗難の危険性も増えるため、無理して多くの車を買取りする必要もなく、結果として買取相場が低くなりがちになってしまいます。
理由②:海外輸出をメインに行う外国人の休暇帰国が増えるため
現在中古車は国内よりも海外輸出の需要の方が高いと言われています。
世界的に人気の日本車は海外での人気が高く、外国人のバイヤーも多く取引を行っています。
各国のバイヤーが大量に車を買い輸出しているおかげで中古車の相場も安定して高い水準となっていますが、年末を前に休暇や帰国をする方も多く、中古車輸出取引を年末前から中断するケースが多いため相場が下がる傾向にあります。
もし12月に車の売却を検討している方は、出来る限り早めの時期にまずは査定を済ませておくことが重要です!
遅くとも12月の中旬までには査定を依頼しておきすぐに手放す準備ができる旨を伝え査定金額が有利なうちに車売却の相談しておくことをおすすめします。
| point② 12月中旬から年末にかけては車の買取相場が下がる傾向
理由→ボー年末年始に休業する店舗は無理に買取りして在庫を増やしたくない。バイヤーの休暇で中古車売買の取引が中断されるため相場が低下する傾向。 |
11月・12月に車を売却するメリットは?
11月や12月に車を買取りしてもらい方に向けて、この時期に車を売却することによるメリットを解説します。
12月中旬から年末にかけては車売却には適していない時期ですが、自分の車の車種や状態よっては年明けよりもお得に売却することができる可能性もあるため詳しく紹介していきます。
年内の車売却で年明けよりも1年新しい年式で査定評価される

車の査定額に大きく影響がある要素の一つが「年式」です。
基本的に中古車は、年式が新しいほど価値が高く、年式が経過すれば価値が下がっていきます。
よって年内に売却をすることで年明け後よりも1年新しい年式の車として査定をしてもらえるため車種によっては高く買取りしてもらえる可能性があります。
年を越して来年を迎えると車の査定評価上年式が1年落ちた状態となり、査定にて車の価値が下がって評価されてしまう可能性があるため、特に人気車種や新しい年式の車種は、1年古くなる評価前の年内までに売却するというのは有効な手段です。
全ての車種やモデルが当てはまるわけではありませんが、比較的新しい年式の車が影響を受けやすく年式に1年差があると買取査定額も数万円~十数万円変わることも実際には多々あります。
年明けすぐに売却するのであればさほど変わらないことも多いですが、年明け後数か月後に売却をするケースであれば、車種によっては年内の方が年式が新しい分、高い評価となる可能性も十分にあります。
早期売却の方が車売却時の自動車税の月割還付額が多い
自動車税は、毎年4月1日時点での車所有者や使用者に課せられる税金で、基本亭的には翌月5月末までに納付が必要となっています。
自動車税は前払い制となっており、1年間の税額をまとめて支払います。
車を売却する際や、廃車にした場合に限り、未経過分の自動車税の月割分を廃車時期に応じて、還付する制度が設けられています。
自動車税は車の排気量や年数に応じて税額が変わります。
自動車税の還付金額の計算方法
自動車税の還付金額=1年分の自動車税額÷12ヵ月×抹消登録の翌月から3月までの月数 |
ポイントは抹消手続きを行った当月は反映されず、翌月分からの計算になります。
車を売却した当月の月分は含まれないのでご注意下さい!
| ■自動車税還付額の差の例
2019年10月1日以前に新車登録された車で、排気量2500ccの普通車を11月に売却した場合には、12月~3月の4か月分が還付され年額が45,000円であれば、15,000円ほどが還付されます。 |
年式が古い・傷が多い・事故車などの場合は特に11月や12月年末前でも年明けでも査定額が変わらないケースが多く、その場合は自動車税の還付金額分年内の早い段階で売却をした方がお得になります。


参考記事:車売却時期はいつがおすすめ?|ハッピーカーズ川崎登戸店のお役立ち情報車売却時期はいつがおすすめ?ベストなタイミングと査定額が下がりやすい時期
車の売却は買取相場がなるべく早い時期に売るのがおすすめ
中古車販売店が車を仕入れる方法は、車の買取や下取り、カーオークションでの落札ですが、仕入れた車を整備や点検を行い、綺麗に販売できる状態までクリーニングするのには、早くても数週間~1ヵ月ほどはかかります。
年内に車を多く販売したい中古車販売店であれば、積極的に買取額を上乗せして買取をしてくれる可能性が高くなりますが、時期を見誤ると車の買取相場が落ちてしまい売却するタイミングを逃してしまうこともあります。
車の価値は常に変動しています。
車の買取相場は「車が欲しい方と車を売りたい方の需要と供給」のバランスで相場が決まっていきますが、それ以外にも為替や社会情勢、世界紛争、半導体不足など様々な要因で変わります。
相場の先が見えにくい時代ですので、いつどんな状況で車の買取相場が変動するのかはプロでも見極めが難しいです。
よって車を売却する上で最も大事なポイントは
今後どうなるかわからない買取相場時期を待つよりも比較的相場が良い時期のうちに売却した方がおすすめです。
相場が下がってしまってから、「早く売っておけばよかった!」なんてことはよくある話ですので、大きな落ち込みもなく相場が安定しているうちに売却するという判断が最も賢くおすすめの売却判断ということも参考にして下さい。
まずは愛車を直接査定をしてもらい正確な買取額を知っておくことが重要
車の売却は査定をしてみないと価値がわかりません。
車の査定額は、車種・年式・走行距離・カラー・室内の状態・外装の状態・不具合の有無・事故歴の有無など多くの評価によって決まります。
おおよその相場はデータを調べればすぐに算出できますが、正確な査定金額は実際に車を見てもらった上でないと出せないのが現状です。
多くの車買取店では査定は無料で行っているため気兼ねなくまずは査定を行ってみることが大切です。
「今すぐに車を売ってくれれば高く買取ります!」このような営業トークには要注意!

車の査定時に「今日即決で売却してくれたらサービスできます!」と言われた経験がある方は多いです。
こんなワードが出てきたら少し冷静になってください!
車の査定に関わる車の価値相場は1日や2日で変わるということは通常ありません。
明日でも明後日でも車の買取業者としては特に利益が変わることもありません。
「今すぐ車を売ってくれれば」というのは売主に考える余地を与えずに売却をさせる手法である可能性があります。
他の買取業者に査定をされて買取の見積もりをされるとそれよりも高い買取額提示を恐れ「今すぐ!」と急かすことも考えられます。
一見すぐ売れば今売ればサービスしてくれるのはとても嬉しいころです。
ただ、実際には必要以上に急かすような買取業者は、「買取額の提示に自信がない」ということかもしれません。
今日売ってくれたら高く買うと提示された金額でも、実際には相場よりも低い金額提示である可能性もあるため、即決はせず一度冷静に考えることを伝えることをおすすめします。
査定金額の有効期限はできれば1か月程度、少なくとも1週間~2週間最低でもキープしてくれるような車買取業者を選びましょう!
参考記事:車査定時に注意すべきポイントを紹介|ハッピーカーズ川崎登戸店
車査定時に「今すぐ売れば」と即日売却を促す業者に注意すべき理由

