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車の維持費はこんなにかかる?費用シュミレーションと節約方法を解説

2024.07.19 | 更新:2024.09.09

青い車とお金

車を所有している目安の車の購入費用だけでなく、必ず「維持費」が発生します。
車の維持費とは、自家用車を維持するための費用のことです。
国内では様々な値上がりで物価が上がっている現在、車の維持費も増加傾向にあります。

車の維持費には具体的にどのような費用が含まれ、どれくらいの負担になるのでしょうか。
維持費がどのくらいかかるかを知り、乗り続けるか?乗換えか?売却するか?などの検討ができるよう費用のシュミレーションをわかりやすく解説するとともに、効果的な節約方法についても紹介します。

■この記事でわかること

  • 軽自動車に乗り換えている人が増えている理由がわかる
  • 軽自動車と普通車の年間維持費の違いがわかる
  • 車にかかる維持費はどのような項目がある?

 

1.ガソリン代や駐車場代がかかる

車を走らせるためには、エネルギーが必要です。
ガソリン車の場合はガソリン代が、電気自動車の場合は電気代が発生します。
車を使う機会が多ければ多いほど、ガソリン代コスト負担は重くなっていくでしょう。

高速道路や有料道路を利用する際の費用も、こちらに含まれます。
また車を置くための駐車場を借りている場合、毎月一定額の賃料が発生するでしょう。

車を使うために必要な金額は、個々の状況によって大きく異なります。
ガソリン代や高速代は、使う機会を減らせば負担も軽減できるでしょう。
駐車場代については、契約する地域によって負担額が変わります。
「駅近」や「都市部」は、賃料も高くなりがちです。
一方で、公共交通機関を利用しづらい場所や土地代が安い地方においては、安く利用できるでしょう。

2.自動車税が毎年かかる

車の維持費のなかでも、特に負担が重いのが税金です。
こちらは、車の使用状況にかかわらず課せられるもの。
負担額は、車の種類や排気量、重量によって異なります。

車の所有者に対して、毎年課税されるのが「自動車税」および「軽自動車税」です。
軽自動車の場合は年間10,800円、普通自動車の場合は年間30,000円~120,000円程度が目安となります。
普通自動車の場合、排気量が大きくなるほど税金負担額も増加する仕組みです。

また2年に1度、車検のタイミングで支払っている重量税も、車にかかる税金の一つです。
車の重量0.5トンごとに一定金額が課税され、エコカー以外では、13年経過すると負担額が重くなります。

■ 普通自動車の自動車税額

総排気量 2019年10月1日以降に新規登録 2019年9月30日以前の新規登録 新規登録から13年以降
1,000cc以下 25,000円  29,500円  約33,900円
1,000超~1,500cc以下 30,500円  34,500円  約39,600円
1,500超~2,000cc以下 36,000円 39,500円 約45,400円
2,000超~2,500cc以下 43,500円  45,000円  約51,700円
2,500超~3,000cc以下 50,000円  51,000円  約58,600円
3,000超~3,500cc以下  57,000円   58,000円  約66,700円
3,500超~4,000cc以下  65,500円   66,500円  約76,400円
4,000超~4,500cc以下  75,500円   76,500円  約87,900円
4,500超~6,000cc以下  87,000円   88,000円  約101,200円
6,000超~  110,000円   111,000円  約127,600円

■軽自動車の自動車税額自動車税

総排気量 2015年4月以降に新規取得 2015年3月31日以前に新規取得 新規登録から13年以降
660cc以下 10,800円 7,200円 12,900円

3.自動車保険料がかかる

車を運転するためには、保険への加入も必要になります。
そのための費用も、車の維持費の一つと言えるでしょう。

自動車関連の保険には、以下の2種類があります。

●自賠責保険
●任意保険

自賠責保険は、すべての自動車に加入が義務付けられている保険です。
「過去に加入した覚えがないのだけれど…」という方もいるかもしれませんが、車検時に加入手続きが行われ、期間中の保険料を一括で支払っています。
24か月の場合、保険料負担額は軽自動車で17,540円、自家用の普通自動車で17,650円です。

任意保険は、絶対に加入しなければならない保険ではありませんが、万が一に備え自賠責保険では対応にしきれないことを考えて加入を推奨しています。
とはいえ、自賠責保険でカバーできる範囲には限りがあり、より安心・安全な運転環境を作るためには任意保険が必要です。
保険料の負担額は、車を運転する人の年齢や使用目的、車種、契約条件によって大きく異なります。

4.メンテナンス費用

車の安全性を確保し、快適に乗り続けるために欠かせないのがメンテナンス費用です。
具体的には、以下のような費用が当てはまります。

●車検費用
●トラブル発生時の修理費用
●タイヤやオイル、エレメント、ワイパーなどの消耗品の購入・交換費用

メンテナンス費用のなかで、特に負担が大きいのは車検費用です。
新車購入の3年後、その後は2年に1度、必ず受けなければいけません。
車の隅々まで点検してもらうため、費用が高額になりやすいという特徴があります。

また、重量税と自賠責保険の支払いもこのタイミングとなるため、1度に70,000円~150,000円程度の費用が発生するでしょう。

このほかにも、エンジンの故障やタイヤのパンクといったトラブルに見舞われれば、その都度修理費用が発生します。
車の部品のなかには、定期的な交換を推奨されているものも多く、そちらにもコストがかかってしまいます。

車の維持費の目安は?

車の維持費で悩んでいる男女のイラスト

車を維持するための費用の目安は、条件や車種によっても大きく違ってくるでしょう。
駐車場の賃料を10,000円と仮定した場合、車の維持費の月額平均は約30,000円~40,000円が目安。
年間の負担額は約360,000円~480,000円ほどとなります。
車をローンで購入する場合、月々の返済額もこちらにプラスされるでしょう。
修理が必要な場合は、点検メンテナンス、車検があればさらにかさんでいきます

車の維持費は、購入費用のように、一度に多額を請求されるわけではありません。
このため、日々の出費に埋もれがちで、具体的にいくら負担しているのか把握できていない方も多いのではないでしょうか。
あらためてその目安を把握してみると、「自家用車=金食い虫」と言われてしまうのも納得できる金額です。

車にかかる年間費用の目安シュミレーション

維持費項目の具体例 普通自動車 軽自動車
自動車税 ¥45,000 ¥10,800
自賠責保険 ¥10,000 ¥10,000
任意保険 ¥50,000 ¥40,000
ガソリン代 ¥160,000 ¥80,000
メンテナンス代 ¥40,000 ¥40,000
駐車場代 ¥192,000 ¥192,000
車検代 ¥130,000 ¥80,000
1年間の維持費の目安 ¥627,000 ¥452,800

※数値はあくまで目安の例です。普通車は2Lガソリン車で、車検がある年を想定
※ガソリン代は年1万km走行 160円/Lで算出
※駐車場代は神奈川県の平均を参考

当然、各項目は個人差が生じますので一概には言えませんが、車検がある年だと普通車の維持費の年間平均は、55万~65万円ほどかかるのに対し、軽自動車の維持費の年間平均は40万円~45万円ほどかかります。

車の維持費を節約するための6つのコツを紹介

車に乗りながらOKポーズをする女性

マイカーは便利でなくてはならない方も大勢いますが、費用の負担が重くのしかかります。
少しでも節約したい…と思ったときには、以下で紹介するコツを実践してみてください。

1.小排気量車や燃費の良い車への乗り換えを検討する

先ほどもお伝えしたとおり、車の維持費のなかでも特に負担が重いのは「税金」です。
税金の負担を軽減するためには、排気量が少ない車種への乗り換えを検討してみてください。
環境負荷が少ないエコカーの導入を後押しするため、税金の優遇制度が用意されています。
グリーン化特例やエコカー減税の条件を満たす車を購入しましょう。

また普通車は排気量によって自動車税額が高くなっているため、小排気量のコンパクトカーに乗換えもおすすめです。

例えば、2500ccクラスの古い車であれば自動車税は年額50,000円、5年乗ると250,000円ですが、1500cc以下のコンパクトカーであれば年間34,500円、5年間で172,500円となり、7,7500円の削減となります。

コンパクトカーにすると燃費もよくなるため、燃料代の節約にもつながります。
乗換えの費用がかかっても、維持費の差により、後々回収できる可能性も高いでしょう。

2.維持費の安い「軽自動車」へ乗り換える

また費用シュミレーションでもわかるように軽自動車は普通自動車に比べ維持費を抑えることができます。
ガソリン代、自動車税、保険料、車検費用などのコストが軽自動車の方が抑えることができ、経済的にはお得になります。

年間での維持費は軽自動車の方が約15万円~20万円ほど安いという結果になります。
現在は軽自動車の安全性能、走行性能、デザインなど飛躍的に向上し、軽自動車に乗り換える方が増えてきています。
実際に軽自動車を購入された方は非常に満足度も高く、特にコスト面での魅力で選ばれていることも維持費を考えてのことです。
この機会に軽自動車への乗り換えも検討してみてもいいかもしれません。

参考記事:軽自動車は「事故を起こしたら危ない」は本当?安全性が本当に高い軽自動車おすすめ5選!

軽自動車は「事故を起こしたら危ない」は本当?安全性が本当に高い軽自動車おすすめ5選!

3.保険料の見直しをする

税金と並んで、維持費のなかで大きな割合を占める保険料。
自賠責保険を節約するのは難しいですが、任意保険なら見直しによって保険料を減らせる可能性があります。

まずは現在契約中の保険プランを確認しましょう。
「昔からずっと同じプランを継続している」という場合、現在は必要としていない補償がセットになっている可能性もあります。
今何が必要なのかをしっかりと見極めたうえで、保険プランを練り直してください。
思うように下がらなかった場合、保険会社を変更するのも一つの方法です。

4.カーローンの見直しをする

車をローンで購入している場合、ローンの見直しも節約につながります。
家計に余裕があるなら、一括返済すると金利負担分を節約できます。

カーローンの金利はそれほど高くありませんが、より低い金利で利用できるローンがあるなら、乗り換えを検討するのもおすすめです。
手数料や返済期間なども総合的に見て、検討してみてください。

5.使用機会が少ない車は手放す

乗る・乗らないにかかわらず、保有しているだけで費用がかかってしまうのが自家用車の特徴です。
「以前はたくさん使っていたけれど、現在はほとんど乗っていない」「必要な場面が限られている」という場合、手放すという選択肢についてもぜひ検討してみてください。

車があったほうが便利な場面もありますが、月々の維持費分の30,000円~40,000円をタクシー代に回すと思えば損はありません。
また、カーシェアリングを利用できる場所も増えてきています。
車を使用する機会が少なければ、その分節約できるでしょう。

車を手放す際には、廃車ではなく売却を視野に入れて行動してみてください。
ハッピーカーズ川崎登戸店では、古い車や過走行の車も積極的に買取しています。

6.メンテナンスはこまめに行う

車の維持費を下げるため、「メンテナンス頻度を下げよう」と思う方もいるかもしれませんが、これは誤った節約方法です。
短期的な目線で見れば、確かに維持費を節約できるかもしれません。
しかし長期的な目線で見ると、修理費用のほうがかさんでしまう可能性が高いでしょう。
メンテナンスはこまめに行ったほうが、節約につながります。

車の維持費に負担を感じたら「まずは車の査定」をしてみよう!

車を査定しているビジネスマン車は必要だけど維持費がかかることが負担と感じている方は多いです。
実際にこのようなご相談も多く受け付けており、アドバイスもさせて頂いております。

そこでお伝えしていることは、「まず車に関する費用がどのくらいかかっているかを調べる」
ことと、「車の査定をしてみて車の金額はいくらかを知る」ことをおすすめしています。

車の維持費は人それぞれですが、駐車場を借りている普通自動車であれば、最低月々3万円ほど、実際にはかかっていると思います。
月3万円あれば、「もっと駅近の物件に引っ越せる」「外食の頻度を増やせる」「趣味の予算を増やせる」「習い事ができる」など人それぞれの価値観に合わせてライフスタイルを向上させることができます。

そして、車を査定することでどのくらいの値段になるかを知ることができ、予想以上の金額であれば思い切って売却するという選択を検討できます。

車を所有することで、車種や年式によっては年間40万円~60万円をかけるほどの価値があるのか?ないのか?を一度検討してみるきっかけにすることも大切です。

まとめ 自分の車維持費がどれぐらいかかっているか知っておこう

お客様と2ショット 

■この記事をまとめると

  • 車の維持費には、「ガソリン代」「自動車税」「保険料」「メンテナンス費」「駐車場代」など多くの項目がある
  • 自動車税は、軽自動車の場合は年間10,800円、普通自動車の場合は年間30,000円~120,000円程度が目安となる
  • 車検は、重量税と自賠責保険の支払いもこのタイミングとなるため、1度に70,000円~150,000円程度が目安とな
  • 普通車の維持費の年間平均は、55万~65万円ほどが目安となる
  • 軽自動車の維持費の年間平均は40万円~45万円ほどが目安となる
  • 維持費を削減するためには、小排気量で燃費の良いコンパクトカーか軽自動車に乗換えもおすすめ
  • 車の維持費に負担を感じたら手放すことも検討するために「まずは車の査定」をてみることが大切!

日々の家計に埋もれてしまいがちな車の維持費ですが、実はその負担は大きいもの。
何にどの程度かかっているのか把握して、節約に努めてみてください。

ただし、あまり乗っていない車については、手放すことも検討してみてはいかがでしょうか。
車を売却することで1年で40万円~60万円、5年で200万円~300万円の節約につながる可能性もあります。
車の乗り方、使い方についても、ぜひ見直してみてください。

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