無料出張査定・お問い合わせ

お役立ちコラム

車買取で車検が長い方が高く売れる?査定額に影響する理由を説明

車の点検をする整備士

車の売却をする際に車検の残り日数にて実際の査定額が変わるか気になる方も多いでしょう。
車買取で車検が残っている日数が多い方が高く売却することができる理由や、車検を通す前後のどちらで売却した方がお得か説明します。
車検が査定額にどのように影響するか、車検が間際の車でも買取額をアップさせる方法を交えて、知っておけばお得な車を売却する際に役立つ情報を詳しく解説していきます。

車買取する際には車検が多く残っている方が高く売れる理由は?

車検シール車を売却する際に、車検の残り期間が査定額に影響することは事実です。
車検が長く残っていることでお得に車を売却することも可能です。
車検の期間にて車の査定額が変わる理由を説明していきます。

1. 車検点検したのが直近であれば車両状態が良いため

車検の期間が長く残っているということは、車検を実施した日からあまり日も経っていないということです。
よって車検で各部の点検や不具合の修理、部品交換を最近実施しているということはまだ車両のコンディションが良い状態であることが多いため、信頼度が高くなります。

逆に車検切れが近く、その間定期点検などを行っていない場合だと、約2年間経っている間に経年劣化や、故障、不具合なども発生している可能性も高くなります。

車検でしっかり点検と整備を行ってから間もない期間で車売却をすることで、車の評価も高くなる傾向があります。

2. 車検にかかる費用を買取業者が節約できるため

車検を受けると2年間、誰に名義変更をしてもその間は車検を新たに受けずに乗ることができます。
よって、車検期間がまだ長く残っている場合は、車買取業者が移転手続きと呼ばれる名義変更を行うことで、車検にかける費用を節約することができます。
よってその分の費用を買取額に反映させることで査定額のアップが狙えることに繋がります。

査定額の算出において、車検の残り日数は大きな要素となるため、車買取を考える際には車検の残りがどれくらいあるかを確認しておくことをおすすめします。
車検が残っている車は、買い手にとってもメリットがあるため、高く売れる可能性が高まると言えます。

車検を通す前に車を売却した方がお得なのは本当か?

一般的に、車検を通す前に車を売却する方がお得とされています。
理由は、車検にかかる費用の方が、査定額よりも高くついてしまうためです。

車検にかかる費用の相場は

■軽自動車の車検費用の相場
車検費用総額:50,000円~80,000円ほど

■コンパクトカー車検費用の相場
車検費用総額:70,000円~150,000円ほど

■普通車の車検費用の相場
車検費用総額:110,000円~200,000円ほど

例えばプリウスの買取相場の例を挙げますと、

  • トヨタ プリウス 2014年式 傷があまりなく車両状態が良好
  • カラー:白 グレード:S 走行距離:4万km~6万km

上記の条件の車が2台あったとして、それぞれA車・B車で比較すると
A車:車検なし
B車:車検が令和7年11月まで(1年3か月残りあり)    

A車とB車のそれぞれの査定額は!

A車(車検残なし)の買取相場はおおよそ
68万円~78万円

B車(車検残あり)の買取相場はおおよそ
72万円~81万円

※2024年8月28日現在 ハッピーカーズ川崎登戸店調べ

差は約3万円~4万円ほどとなります。

あくまで一例ですので全ての業者に当てはまるわけではありませんが、普通車の車検費用の相場が、110,000円~200,000円ほどですので車検の費用の方が査定額よりも高くなってしまうため、車検前に売却した方がお得という結果になります。

ただし、軽自動車の場合は車検費用も安いこともあり、車検が長く残っている際には、車検費用に近い査定額をプラスできる可能性もあります。

 どのくらい車検の残り期間があれば査定額がアップするの?

日本自動車査定協会(JAAI)が定めている基準では、車検の残り期間が4か月以上である場合は加点となる項目があります。

つまり3か月以内では査定に影響はなく、4か月以上から加点されるということになります。しかし、4か月~6か月ほどあった場合でも金額換算でいうと数千円程度ですのであまり査定額のアップとはいかないケースが多いです。

一般的に1年以上車検の期間が残っている場合には査定額アップを狙うことができます。

これは各買取業者によって独自の評価基準を持っているため一概には言えませんが、4か月~1年以内の車検残でも、査定額はほぼ変わらないことが多いです。

車検が1年以上残っており、車検時に消耗品の部品交換や、不具合があった場合の修理を適切に行っている場合には、車検の残り期間を査定士にアピールすることで買取価格に上乗せする交渉もできる可能性が出てきます。

あくまで車検の残り期間を車の評価額にどの程度影響させるかは、車の買取業者の基準次第です。車検が長く残っている車を売却したい時には、買取業者に車検の残期間次第で査定額をアップしてもらえるか確認をしておくと良いでしょう。

 車検が残り少ない場合でも高い査定額を狙う方法

黒いトヨタのヴォクシー 

1. 車検残が少なくとも1か月間は残っている状態で売却する

車検が切れた状態ですと、査定額が下げることが多いです。
車検を受けずに売却したい場合は、なるべくギリギリまで乗っていたいという方は多いです。
ただし、車の売却を前提としている場合には遅くとも車検残が1か月間は残っている状態で査定と売却することをおすすめします。

先ほども記載したように、車検の残り期間は4か月以内であればほぼ影響はないため、4か月を切ればギリギリまで乗っていたいとしても査定額はあまり変わりません。
ただし、「車検残期間が1か月を切っている」、もしくは「車検が切れてしまった」場合には、査定額が下がること可能性が高いです。

車を買取り業者が引き取った際に、移転登録や抹消登録などの手続きを行いますが、おおよそ2週間前後はかかります。
よって車の点検や整備を合わせて3週間ほどは見ておきたいので、車検の残りが1か月あれば大抵の買取業者であれば、査定額を下げずあまり影響を出さないことが多いです。

2. 自賠責保険の有効期限が残っているまでに売却をする

仮に車検が切れてしまった場合には、車買取業者が仮ナンバーに付け替えて公道を走れる状態にします。
レッカーなどの輸送車を使用することもありますが、コストもかかるため車の状態に問題がなければ、仮ナンバーを付けて自身で乗って帰り引取りことが多いです。

その際に、公道を走る場合には自賠責保険の期限内であればなにかあった際にも安心することができます。

また、やっぱり車を売却するのをやめて車検を受けたいと思った際にも、自賠責保険が有効期限内であれば、自分で仮ナンバーを取得することも可能であるため重要なポイントとなります。

3.車の清掃やメンテンナスを査定依頼する前に実施しておく

車検が残り少ない場合でも高い査定額を狙うためには、車のメンテナンス状態や外装の状態など、査定士のイメージアップになるような部分はしっかり清掃や点検をしてくことです。

車検が残り少ない車である場合、点検や整備もしばらくされていない状況であることが多いため、もし中古車販売店でのオプションやサービスで、無料点検などができる場合には、査定依頼をする前に、販売店での点検を受けておくことが良いでしょう。

また簡単なところでは、車の内外装を清掃しておくことも重要です。
査定士は車を細かくチェックしますが、清掃が行き届いているかも評価基準となります。

可能な限りキレイな状態で査定を行うことで、業者としても余計な洗車代や、クリーニング代もかけずに済むと判断するため、買取額のアップに繋げることが可能となります。

参考記事:車の査定額アップを狙え!効果的な清掃テクニック
車の査定額アップを狙える清掃方法の詳しくはこちらをご覧ください

車検切れの車を買取りする場合のおすすめ方法

車検切れの車は、そのままの状態で公道を走行することはできません。
車検を受けるために車検施設や店舗に持ち込んでいくにも、車を売却しようと運転して車買取店に持ち込むこともできません。

よって、車検を受けたい場合には、レッカーや輸送業者に依頼をするか、仮ナンバーを取得して一時的に車を動かせる状態にする必要があります。
なるべく費用をかけたくない場合と、自賠責保険の期間がまだ有効期限内であれば、仮ナンバーをとることがおすすめです。

また、車検切れの車を売却したい際には、「出張査定・出張買取サービス」を行っている車買取店に自宅まで来てもらうことが最もおすすめです。
出張車買取を利用すれば、車検切れの車両でも売却することが可能で、手続きや移動なども全て業者にお任せできるためです。

参考記事:【車検切れ】でも車の売却は可能?車買取時の注意点や高く売れるコツを紹介
車検切れの車でも高く売却するための方法 詳しくはこちらをご覧ください。

まとめ 車検の残期間は1年以上あれば良い!最低1か月間は残して売却するのがおすすめ!

車検の残り期間で査定額がアップすることがありますが、1年以上残期間がある方がより狙うことができます。1年以内であればあまり大きな影響はないため、車検の残り期間で決めるよりも、生活スタイルや、中古車相場、高く売る事ができるタイミングなど、車検残以売却タイミングを決めることを優先して構わないでしょう。

ただし、最低1か月間は残っている状態で売却をしないと査定額が減額評価される可能性もあるため、ゆとりを持った計画的な車売却をすることが大切です。

TOP