こんにちは！車買取ハッピーカーズ川崎登戸店の萩原（はぎわら）です。

【おすすめできる中古車】をテーマに、実際に買取させて頂いた車両を試乗体験し、おすすめできる車種を紹介していきます。

今回のテーマは、「【トヨタ ヴォクシー】を中古車で購入する際のおすすめモデルと売却額の相場を公開！」です。

「トヨタ ヴォクシーのおすすめモデルとグレードはなに？」「ヴォクシーの買取相場はどうなの？」などと悩んでいる方に向け魅力をわかりやすく解説していきます。

中古車でお得に購入するためのおすすめモデルと中古車販売相場に加え、買取金額相場も詳しく説明し、最後に中古でヴォクシーを購入する際の気を付けるべきことを紹介していきます。

トヨタ ヴォクシーはトヨタが誇る大人気のミドルサイズミニバン！

ヴォクシーは日本で大人気のミニバンカテゴリーで多くの支持を集めています。
2022年1月にフルモデルチェンジが行われ、4代目の新型ヴォクシーが現在販売されています。

ちなみに同じトヨタのミニバンである「ノア」は「ヴォクシー」と外装デザインは異なりますが、サイズや基本の構造は同じですのでデザインの好みで選ぶことができます。

そんな大人気のトヨタ ヴォクシーですが、現在中古車相場はとてもお買い得な価格になってきています。

4代目新型ヴォクシー（90系）の新車価格帯

◆メーカー希望小売価格（消費税込） ・S-G 2WD（7人乗り・ガソリン車）3,090,000円（税込）WLTCモード15.0km/L ・S-Z 2WD（7人乗り・ガソリン車）3,390,000円（税込）WLTCモード15.0km/L ・HYBRID S-G 2WD（7人乗り・ハイブリッド車）3,440,000円（税込）WLTCモード23.0km/L ・HYBRID S-Z 2WD（7人乗り・ハイブリッド車）3,740,000円（税込）WLTCモード23.0km/L

※2024年8月時点のグレード価格

基本的にグレードは、2種「S-G」「S-Z」の用意されており、それぞれガソリン車とハイブリッド車でグレード展開されています。
燃費はハイブリッド車がガソリン車よりも約8lm/Lほど優れていますが、ガソリン車でもかなり優秀な燃費です。
S-Zは7人乗りのみ設定ですが、S-Gは8人乗りも選ぶことができます。

新車購入する場合には本体価格に加え、オプションや諸経費を加えると乗り出し価格はガソリン仕様が340万円～400万円ほど、ハイブリッド仕様が380万円～440万円ほどになります。

原材料の高騰などにより新車価格は年々高くなっている傾向があります。乗り出し価格で400万円前後の価格帯になるとなかなか手が出しにくいと思われる方も多いと思います。
よって新型も、旧型も含めお得に購入することができる中古車相場が注目されます。

トヨタ ヴォクシーを中古で購入するならこのモデルがおすすめ！

新型ヴォクシーは新車の方がお得？！グレードは「S-Z」がおすすめ！

ベースグレードの「S-G」は必要な標準装備が備わっていますが、快適装備はS-Zの方が整っており、ワンタッチスイッチ付パワースライドドアも両側仕様はS-Zとなるため、「S-Z」の方が満足度は高いです。
ただし、8人乗りを選びたい場合は「S-G」のみの設定となるため注意が必要です。

「新型ヴォクシー 」の中古車販売価格の相場（2024年8月時点）

「ガソリン　S-Z」	新型ヴォクシー
年式	2022年式
1～4万km	360万円～430万円

2万km～5万km走行車の販売価格を参考に算出しています。
金額は支払い総額（車両本体価格＋諸費用込み）
※金額相場はハッピーカーズ登戸店調べで全国の販売店を参考にしています。

上記でわかるように、新型ヴォクシーの中古販売価格は新車購入とあまり差がありません。
2022年式と年式が数年落ちているモデルでも中古車販売価格の相場は高い傾向になります。

よってワンオーナー車として売却時にも有利になる新車購入の方がお得になる可能性も十分あります。
中古車の場合は装備やオプション込みの価格であるため新車購入金額よりはお得になりますが、あまり差がない場合は新車購入での値引きも含めて交渉の余地はあると思います。

「先代ヴォクシー（80系）」も価格が落ちてきた！お買い得なヴォクシーは3代目がおすすめ！

新型ヴォクシーの中古車価格はあまり下がっていないため、限られた予算でお得に購入する場合には、先代の3代目ヴォクシーが狙い目です。

３代目となる80系のヴォクシーは2014年1月から2021年12月まで生産販売されたモデルです。
デザイン面でも大きく改良が加えられ押し出し感の強いデザインになっています。
エンジンは、1.8L 直4ハイブリッドと2.0L 直4エンジンの2タイプが用意されどちらもパワフルで日常使いでは十分な性能です。

◆3代目ヴォクシーは前期型・中期型・後期型に分けられます

前期型：2014年1月～2017年6月生産 中期型：2017年7月～2018年12月生産 後期型：2019年1月～2021年12月生産

◆3代目ヴォクシーの改良による違いを比較

【2016年1月改良】 ヴォクシー・ノアに衝突回避ブレーキが付いた「トヨタセーフティセンスC」が設定される。【2017年7月改良】 外装デザインに手が加えられLEDのヘッドランプやクリアランスランプを採用させる。内容面も質感が向上。全車に充電用USB端子を標準装備。 【2019年1月改良】 「トヨタセーフティセンス」が全車標準装備。昼間の歩行者検知機能を加えたプリクラッシュセーフティを採用され安全性がより高められる。

3代目ヴォクシーはどのグレードがおすすめ？

専用エアロが人気の「ZS」がおすすめ！

「ZS」では専用のアルミホイールやフロントバンパー・フロントフェンダー・リヤバンパー・リヤスポイラーなど専用パーツが装備されており、非常に見た目もカッコ良い人気のモデルです。

駆動方式は2WDと4WD、7人乗りと8人乗りも選べ、ガソリン車でも燃費は14.8～16.0km/Lと良好であることもおすすめできるポイントです。

「3代目ヴォクシー　ZS」の中古車販売相場（2024年8月時点）

3代目ヴォクシー	前期型　「ZS」	中期型　「ZS」	後期型　「ZS」
走行距離	2014年1月～2017年6月生産	2017年7月～2018年12月生産	2019年1月～2021年12月生産
1～4万km	190万円～240万円	260万円～290万円	290万円～300万円
4万km～7万km	160万円～200万円	220万円～270万円	230万円～280万円

金額は支払い総額（車両本体価格＋諸費用込み）
※金額相場はハッピーカーズ登戸店調べで全国の販売店を参考にしています。

上記でわかるように、3代目ヴォクシー ZSの前期型であれば200万円以内での購入も可能です。後期型は250万円～300万円ほどから狙えます。
3代目後期型は、新型ヴォクシー S-Zとの価格差は100万円近くお得になるため予算次第で選択することができます。

「ヴォクシー」の買取相場は高いの？

■「新型ヴォクシー」の買取相場（走行距離2万～5万km目安）

「ガソリン　S-Z」	新型ヴォクシー
年式	2022年式
人気色（白・黒）	平均買取相場：340万円
おおよそ目安相場	310万円～360万円
普通色（上記以外）	平均買取相場：310万円
おおよそ目安相場	300万円～330万円

■「3代目ヴォクシー」の買取相場（走行距離2万～5万km目安）

3代目ヴォクシー	前期型　「ZS」	中期型　「ZS」	後期型　「ZS」
走行距離	2014年1月～2017年6月生産	2017年7月～2018年12月生産	2019年1月～2021年12月生産
人気色（白・黒）	平均買取相場：160万円	平均買取相場：190万円	平均買取相場：200万円
おおよそ目安相場	150万円～180万円	180万円～230万円	190万円～230万円
普通色（上記以外）	平均買取相場：140万円	平均買取相場：180万円	平均買取相場：190万円
おおよそ目安相場	130万円～170万円	170万円～200万円	180万円～200万円

※買取相場は2024年8月時点 ハッピーカーズ川崎登戸店調べです。あくまでもおおよその参考数値として下さい。

新型ヴォクシーのリセールバリューは非常に高いです。
中古車販売価格も高いため高い人気が買取額の高さにも表れています。

先代ヴォクシーの中古車販売価格はかなり下がりましたが、売却価格の相場は高水準でキープしているのが特徴です。
先代モデルでもリセールバリューは比較的良い傾向にあります。

ただし今後は新型と先代の買取相場には差が出てきますので、予算に余裕があればリセールも含め高い長期的な面で見れば新型ヴォクシーを狙うか、先代の後期型を狙うか予算や好みに合わせて購入するのが良いかと思います。

中古でトヨタ ヴォクシーを購入する際の注意点

中古車販売店でヴォクシーを購入しようとした際には注意すべき点がいくつかあります。
中古車購入する際には、気を付けてほしい点を紹介していきます。

1.ヴォクシーは2017年7月にマイナーチェンジが行われ、それ以前と以後で前期後期型に分かれる。

2017年の7月にデザイン面や快適装備を中心に改良が行われています。
安く購入したい場合は前期型の中古車販売価格が下がっているため狙いやすいです。

ただし、リセールバリューは後期型の方が有利となるため、選ぶ際には予算と使い方、売却時のことまで考えるかどうかで検討してください。

2.「トヨタセーフティセンス」は2019年1月改良で全車標準装備となっている！

2019年1月の改良にて「トヨタセーフティセンス」が全車標準装備されています。
よって安全装備を求める場合には、後期型の中でも2019年式以降のモデルを選ぶよう注意が必要です。

3.ヴォクシーには「7人乗りと8人乗り」仕様がある！

ヴォクシーには、7人乗りと8人乗り仕様が２種類あります。
それぞれの使い勝手や、普段使用する乗車人数によってどちらが良いか事前に決めておくことが必要です。

4.走行距離やエンジンの状態は必ず確認すること！

ひと昔前までは、車の寿命は10年・10万kmなど言われていましたが、現在は技術も向上し、10万km走行していても不調や故障も起こらないことの方が多いです。
ただし、あくまで車の備品は消耗品のため経年劣化は必ず起こります。
当然年式や、走行距離が少ない方が故障のリスクは少なくなります。

またエンジンは必ずかけてみて異音がないか、大きな振動がないか、オイル漏れがないかなど実際の車をよく観察してできる限り試乗を行うことをおすすめします。

特にヴォクシーの1代目、2代目を購入する場合には年式も経過しているため、購入時にはしっかり状態のチェックを行って下さい。

「10年以上経過した車の寿命が近づいている兆候」　詳しくはこちらをご覧下さい。

参考記事：長く乗っている車のおすすめ売却時期は？10年以上経過した車買取の注意点も解説
長く乗っている車のおすすめ売却時期は？10年以上経過した車買取の注意点も解説｜ハッピーカーズ川崎登戸店

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