車を高く売るならいつがおすすめ?中古車買取相場が良い時期を解説
2024.06.08 | 更新:2024.10.05
車を売却しようと思ったとき、「いつ売れば買取相場が高いの?」「どのタイミングで行動すればいいのか、よくわからない…」と悩む人も多いのではないでしょうか。
車売却手続きをする時期によって、煩雑さや買取金額に違いが生じる可能性があるでしょう。
初めて車を売る方に向けて、タイミングによって差が出る理由や、おすすめの時期についてわかりやすく解説します。
■この記事でわかること
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目次
車買取相場が変動するおすすめの車売却タイミングは?
車を売る際は、タイミングに注意しましょう。
なぜなら、中古車の価値はさまざまな要因によって上下するからです。
市場に多くの中古車があふれている時期には、買取業者も高価買取が難しくなってしまいます。
反対に、多くの人が中古車を求め市場に出回る商品が少ない時期には、業者は高いお金を出してでも品物を確保しようとするでしょう。
仕入れた分だけ売れる可能性が高く、業者は高値を付けるリスクが少なくなります。
同じ条件の車でも、売却するタイミングがほんの少し変わるだけで、査定金額に大きな差が出る可能性も。
「できるだけ早く、状態がよい時期に売るのがベスト」というのは基本ですが、数か月で差が出るのであれば、タイミングを見極めるのもおすすめです。
また、売却手続きを行う時期によっては、税金面で損をしてしまう恐れもあります。
売却後に金銭面で不利益を被らないためにも、買取タイミングは慎重に見極めてください。
ただし前提として、車の価値は時間の経過とともに下がっていきますので、少しでも早めの売却をすることが最も効果的な方法です。
高年式車や人気車の車売却おすすめ時期は1~3月もしくは7~10月
比較的新しい年式の車種や、中古市場でも高価格な人気車を売却しようとした際には1年のうち、特におすすめの時期は1~3月、もしくは7~10月です。
中古車買取の相場価格は、市場の需要とともに上下します。
1年のうち、もっとも中古車が売れるのは1月~3月です。それに合わせて車の買取も増える時期です。
車販売店としても繁忙期と呼ばれ、入学や就職、転勤といった節目の時期を迎えやすく、新生活に向けて車を購入する人が増えるためです。
中古車販売業者は、3月の需要増に対応するため、1~2か月前から積極的に仕入れを始めます。
この時期を狙って買取査定を依頼すれば、通常よりもよい条件を引き出しやすくなるでしょう。
また、毎年自動車税は4月1日時点での使用者や所有者に納付義務が発生しますので、3月までに売却を検討される方が増え、1年間で最も車の売買が盛んになる為です。
また、7月~10月も車を売るのにおすすめのタイミングです。
3月ほどではありませんが、9月も転勤の辞令が下りやすく人と車が動きやすい時期。
10月からの新生活に向けて、車を購入する人が増加する傾向にあります。
さらに、中古車買取業者の中には、9月に半期決算を迎えるところも少なくありません。
決算までに1台でも多くの車を売るために、その直前の時期には買取に力を入れています。
また、夏の時期は「ボーナスで車を買う人が増える」という事情もあります。
車を購入する人が増えるタイミングを見極めて、売却活動をスタートするのがおすすめです。
ただし、3月は買取相場が比較的維持されるのは遅くとも3月中旬までだと思っておいてください。
3月は4月1日時点での車所有者には翌年度の自動車税の支払いが発生するため、最も車を手放す方が増える月です。
よって3月の中旬以降は売却希望者が増え、車の売却過多状態になると相場が下がるので注意が必要です。
古い車や過走行車は少しでも早めの車売却がおすすめ
上記におすすめした時期は比較的新しい車種や人気な車種が該当します。
古い車・過走行車・事故車などは比較的すでに相場が安定して定まっていることが多いため、時期によってさほど変動しないことが多いです。
古い年式の車は、時期で売却を決めるよりも少しでも値が付く前に古い車は、少しでも早めの売却が一番おすすめとなります。
車買取相場が低い?3月中旬~4月と年末の車売却は要注意!
3月は最も車の売買が盛んになる月ですが、3中旬以降は車の相場が落ち込む可能性もあるためおすすめはできません。
4月1日時点の車使用者や所有者に自動車税が発生するため、3月中旬~3月末にかけて駆け込み売却が増加します。
車の相場は需要と供給のバランスで変動するため、車の売却台数が増えると、購入する需要を上回ってしまうため値崩れが発生しやすくなります。
よって3月頃の売却を検討している方は、できる限り早めの計画をしておくことが必要です。
4月と年末はあまり車を売るのに向いていません。
少しでも車を高く売却したいとお考えの方は4月と年末はできれば避けたほうがよいでしょう。
というのも、3月を多くの方が車を売却しているため、買取店には車の在庫が多くあり、無理に高値で買取りをする必要がない時期です。
また、4月に入ると車所有者となり、年間分の自動車税を納付しなくてはなりません。
そのため税金の支払い義務が発生するため、4月は売買を控える傾向があるためです。
自動車税の納付書は、毎年4月1日時点で車を保有している人に送付されます。
4月に車を売却すると、「車が手元にないのに、税金を納めるよう通知された!」という状況に。
余計なトラブルを避けるためには、1年分の税金を支払う必要があります。
年度の途中で車を売却する場合、多くの中古車買取店では、売却時期に応じた自動車税の還付を行っています。
売却手続きが完了した時期に合わせて、納付する必要がなかった税金分については、査定金額にプラスして支払ってくれるケースがほとんどです。
しかしながら、すでに車が手元にない場合、査定金額にプラスしてもらうこともできません。
手続きは煩雑になり、金銭面でも余計な負担を負うことになってしまいます。
車の売却は、3月中旬までに手続きを終えられるよう、計画的に行動しましょう。
年末の売却を避けたほうがよい理由は、中古車の需要が落ち込むためです。
ボーナス時期ではありますが、年末年始に向けて何かと出費がかさむ時期で、大きな買い物をする人が減り、車の買取相場も下落傾向となります。
買取店側としても年末に在庫をあまり抱えなくない事情があります。
年末年始は買取店側の休業時期も重なる為、在庫を増やすコストを削減したい思惑と、年明けの相場が読めない状況を多く買取することは控えたがるためです。
年が明ければ、年度末の需要増に向けて、在庫確保に乗り出す買取業者も増えてきます。
年末よりも年明けに売却する準備を進めることが車買取相場を意識した車売却の得策と言えます。
【7つのおすすめタイミング】車買取相場で高い査定額を引き出すコツ!
車を売却するタイミングは、車を取り巻く環境、車の状況や自分自身の生活スタイルからタイミングを判断することがおすすめです。
ご自身にとって、もっともよいと思われる売却時期について検討してみてください。
1.「車検時期を迎える前」に車売却がおすすめ!
車を保有するうえで、避けられないのが車検です。
車検にはある程度まとまった金額がかかるため、売るなら車検前の時期を狙いましょう。
数万円から十数万円かけて車検を通しても、その後の買取査定で車検分が上乗せされることはありません。
基本的には車検費用分、買取額の上乗せ分されることなく車検費用の方が高くつくことがほとんどです。
余計な出費や手間を避けるためにも、車検前に決断するのがおすすめです。
2.「新型のモデルチェンジ」が発表&販売される前がおすすめ!
自動車メーカーは、定期的にモデルチェンジを行います。
同一車種であっても、性能や見た目に大きな差が出るケースも多いモデルチェンジ。
旧型と新型が並んでいたら、「やはり新型のほうに惹かれる」という方も多く新型に需要が流れてしまいます。
モデルチェンジがされると旧型の需要が急激に落ち込み、買取価格が下落する可能性があります。
モデルチェンジによる影響を受けづらい車種も一部ありますが、自身で判断するのは難しいでしょう。
モデルチェンジ前後での売却を考えるなら、その前のタイミングで一度買取店に相談してみるのもおすすめです。
3.初度登録から「13年経過する前」に車売却がおすすめ!
普通自動車の場合、ガソリン車であれば自動車初度登録から13年経過した時点で税金が高くなります。
軽自動車も同じタイミングで重課されます。
自動車税は1年に1度必ず支払わなくてはならないため、積み重ねていけば負担額の差は大きくなるでしょう。
13年を経過する前のタイミングで車を売却し、新たな車に乗り換えれば、税金負担額はアップしません。
一つのきっかけとして考えてみるのもおすすめです。
参考記事:軽自動車の年間維持費はいくら?普通車と維持費を徹底比較します!
4.無理のないライフステージに合わせた車売却が良い
自家用車は、人々の生活に密着するもの。
どのような車を選ぶのかで、生活スタイルががらりと変化するケースも少なくありません。
結婚や出産、就職といったライフステージの変化を迎える前には、新たな生活を見据えて車の買い替えを検討するのもよいでしょう。
例えば、結婚・出産で家族が増える予定がある場合には搭乗者だけでなく、室内空間が広い車種や、ベビーカーは収納できるような車種を検討するなど。
逆に車を利用する家族の人数が減る、遠出の機会が減り近所の買い物がメインとなった場合は、大きな車種ではなく、取り回しや経済性に有利なコンパクトカーや軽自動車への乗換えを検討してみても良いです。
あくまでの車はより快適に利用するために活用すべきですので、その時々のライフスタイルに合わせて変えていくという選択がおすすめの賢い選択となります。
今手元にある車を売却すれば、新たな車を購入する際の資金としても活用できます。
余裕を持って新生活をスタートするためにも、売却については、ぜひ早めの行動を心掛けてみてください。
5.車買取相場が下落する目安は「10年10万km」
一般的なイメージとして、古い車とは10年10万km走行というのが定着しています。
もちろん車としてはまだまだ現役ですが、古い車という認識の線引き基準として多く浸透されているため、これを境に価値が大きく低下する車種が多いです。
そのため、10年経つ前か、走行距離が10万kmに満たないタイミングで売却することで少しでも買取額を高くするためのコツとなります。
6.「自動車税」を支払う前に車売却がおすすめ!
先ほどもご説明しましたが、4月1日時点での車所有者には年間の自動車税の納付があります。軽自動車は約1万円前後で、普通車は排気量により金額が上下し、3万円~10万円ほどかかります。
よって3月までに売却することで、自動車税を支払う必要がなくなります。1月~3月は車の買取相場も高くなる傾向がありますので、1月頃より売却の検討を始めることをおすすめします。
また、1月~3月を待たずして早期売却をした方が、自動車税の負担もなく、その分未経過分の自動車の還付額の月割額が増えて買取額に上乗せしてもらえることができるため、結果として買取額が高くなるという可能性もあります。
7.年をまたぐと「年式が1年落ちる」ので年内に車売却もあり!
年末の売却を避けたほうがよいとお伝えしましたが、12月に入る前の11月頃までであれば、さほど相場の影響はありません。
むしろ車の価値を決める大きな要因の一つになっている年式が1年新しいという強みがあります。年式は走行距離やカラーと並び、買取額を決めるための重要なポイントであるため、車種によっては1年年式が違うだけで、買取額に大きな差が出る車種もあります。
一般的な車の売却おすすめ時期は、1月~3月、7月~9月頃としていますが、9月以降に売却を検討した場合、年式が1年古くなってしまう年明けまで待たずに、10月~11月頃に売却することで高額査定を狙えることもあります。
まとめ 売却すべきおすすめの時期は車種や年式、車買取相場の状況で決まる
■この記事のまとめ
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車の売却に適したタイミングは、さまざまな視点で判断できます。
だからこそ、自分にとってベストなタイミングはいつなのかと悩んでしまうケースも多いのではないでしょうか。
季節や状況など、さまざまな価格変動要因はあっても、「できるだけ新しく走行距離が短い時期が有利」という基本条件は変わりません。
「数か月以内の売却を考えているが、今すぐ売却したほうがよいのか、それとも待ったほうがよいのか…」といった悩みを抱えている場合、判断するのは簡単ではないでしょう。
このような場合には、まずは一度、何でも相談できる買取店に査定を依頼してみるのがおすすめです。
最もおすすめできる売却時期は、愛車の車種によって異なりますので、いつ売却するのが一番良いのか、数か月以内に売却を考えていることを伝えて、実際の売却時期についてアドバイスしてもらいましょう。
親身になって対応してくれる信頼できる買取店を選択し、相談してみてください。
車売却を検討したらハッピーカーズ川崎登戸店にぜひ一度ご相談を
愛車をまるで「相棒」のように感じ、大切にしている方も多いのではないでしょうか。
手放す際、「少しでもよいタイミングを見極めたい」と思うのは当然のことです。
私どもハッピーカーズ川崎登戸店では、お客様それぞれに安心して車を売却してもらえるよう、日々の査定を行っています。
売却に適した時期やタイミングは、車種によって異なります。人気車や高年式車であれば、最も需要が高い時期に売却することが得策ですが、古い車や過走行車、海外向けの車種は時期よりも、少しでも年式が古くなる前に早めに売却した方が、値段が付くというのが主になります。
自分の愛車の売却時期はいつが最も適しているか悩んでいる場合は、最も適したタイミングを一緒に考えお伝えしますので、まずは一度ハッピーカーズ川崎登戸店にご相談ください。
ハッピーカーズ川崎登戸店では、地域のお客様に満足を提供していくために、どこよりも、一円でも高く買取るという目標を掲げています。
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