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車の買取で悪質業者に騙されないためには?トラブル回避方法と安心できる買取店の選び方を解説

2024.04.27 | 更新:2024.04.30

 

【この記事を読んでわかること】

  • 悪質な車買取業者の特徴がわかる
  • 悪質業者のよくある手口がわかる
  • 悪質な車買取業者とのトラブルを回避する方法がわかる
  • 安心できる車買取店の選び方がわかる

車の買取で悪質業者に騙されないためには、高額査定を提示する業者に安易に飛びつかないことが重要です。
最安値だから依頼しようという安直な考え方は危険です。
よくある手口として悪質業者は、最初に魅力的な高額査定を提示して関心を引き、後でさまざまな理由をつけて価格を下げる手法を取ります。
これを防ぐためには、査定額のみならず業者の評判や過去の取引実績を慎重にチェックすることが必要です。
また契約前には業者の評価やレビューをオンラインで確認し、可能であれば過去にサービスを利用した人の意見を聞くことが重要です。
さらに、契約を急かす業者や不透明な手数料を請求する業者には注意が必要であり、疑問点は契約前に明確に解決しておくべきです。
ここでは車売却時に悪質業者から自己を守る方法、信頼できる買取業者の選び方、そしてトラブル発生時の対応策について詳しく説明します。
安全かつ賢明な車売却を実現するための知識を身につけ、悪質業者に騙されないようにしましょう。

悪質な業者との車を売る時のトラブル

いつの時代も残念ながら世の中には善良な市民をだます悪徳業者が存在します。
それは車の買取でも行われているのが現状です。
個人や法人問わず、どんな店舗なのか?担当はどんな対応なのか?を観察しながら私たちは見極めなければいけません。

悪質な車買取業者の特徴とは?

ではまず悪質業者のよくある手口と私たちが行うべき対策を解説していきます。
事前に手口を知っておけば、いざその場面になった時も冷静に対応できます。
どれも重要な内容ですのでしっかり覚えておくと良いでしょう。

査定後に後から買取額の減額提示をされる

2重査定は、最初に提示される高額査定から後に理由をつけて価格を下げる手法です。査定後に後から色々な理由を付けて減額するという行為です。
【よくある事例】
初めに車を高価買取すると言っておきながら、後から細かな傷や使用感を理由にして査定額を大幅に下げるケース。
これは売却意欲を引き出すために初めに高い価格を提示し、契約が近づくと実際の買取価格を下げる詐欺的な行為です。このため、査定額が不自然に高い場合は警戒し、最終的な契約前に価格が変更されることがないよう確認することが重要です。
初めに高額で査定を行い、後からさまざまな理由をつけて価格を下げる手法には注意しましょう。ただし車を引き取った後に、盗難車、違法や改造車、災害に合った車、虚偽の報告があった車などが発覚した場合はその限りではないので注意してください。
トラブルに巻き込まれないためには、査定の際には「後から減額がないか?」を必ず聞くようにしてください。また、買取業者の中には「だいたい〇〇円ぐらい」と、査定額を曖昧にする買取業者が多いですが、金額を曖昧にする業者は避けた方がトラブルを防ぐことができます。査定額ははっきり約束できる金額を提示してくれる買取店を選びましょう。

一方的なキャンセルをされる

一方的なキャンセルは、契約後に買取業者が突然キャンセルを申し出て、キャンセル料を要求する行為です。
【よくある事例】
買取契約を結んだ後に業者が突然「車の状態に問題が見つかった」と主張し、契約の解除を一方的に通告。その上で、キャンセル料や手数料の名目でお金を請求するケース。
この手法は、追加の金銭を騙し取る目的で使われることがあり、非常に悪質な商法です。
契約後に一方的にキャンセルを申し出て、キャンセル料を請求。契約を無効にして追加料金を得るための手口です。

キャンセル料を請求する

先ほどの一方的なキャンセルにも繋がりますが、キャンセル料が法外に高い場合は、悪質な車買取業者の可能性があります。
【よくある事例】
契約後に車の持ち主が売却をキャンセルしようとすると、業者が通常の数倍にあたる高額なキャンセル料を請求するケース。
このような業者は、契約の解除を困難にすることで、車の持ち主を圧迫し、不利な取引を強いることがあります。
キャンセル料が異常に高い場合は、他の業者と比較してみることが重要です。市場の通常の範囲を超えるキャンセル料は不正な請求の可能性があります。また、基本的にはキャンセル料が無料の買取店が多いので、そういった買取店を選ぶことで万が一の場合も安心できます。

契約完了前に車を持っていく

契約完了前に車を持っていく業者には注意が必要です。
【よくある事例】
契約書に署名する前に車を引き取ろうとするケース。
この行為は、契約の不履行や詐欺行為につながる可能性があります。
売却契約が正式に完了していない状態で車を引き渡すと、後に金銭的なトラブルや車の返却を巡る問題に発展する恐れがあります。
正式な契約書の署名と車の引渡しは同時に行うべきであり、事前に車を引き取られないよう注意しましょう。

即決を求められる

即決を求められる場合は、慎重になる必要があります。
【よくある事例】
査定後すぐに「今すぐ決めないとこの価格は保証できない」と迫るケース。
顧客に考える時間を与えずに契約させるための圧力をかけてきます。
十分に比較検討する時間がなければ、不利な条件で契約を結ぶリスクが高まります。業者が急かす場合は、他の選択肢を検討する時間を要求し、冷静に判断することが重要です。
即時決断を迫ることで、十分な検討時間を与えずに契約させようとする手口です。

手数料の内容が解りにくい

手数料の内容が不明瞭な業者は要注意です。
複雑で不透明な手数料体系を提示する業者は、追加費用を隠している可能性があります。
【よくある事例】
ある業者が初期見積もりでは低い手数料を提示し、契約後に「実は追加の手数料が必要」と告げるケース。
当初は明らかにされていなかった費用が後から加算されることで、総コストが予想よりも高くなる可能性があります。
契約前には、すべての手数料を含めた総費用を明確にしてもらい、不明瞭な費用がないか徹底的に確認することが重要です。また、手数料を無料としている車買取店も多いので、そういった買取店を選ぶことで安心することができます。

自動車税還付金の説明がない

悪質な車買取業者は、自動車税還付金についての説明を避けることがあります。
【よくある事例】
買取が成立した後に自動車税の未使用分が還付されるべきであるにもかかわらず、その点について明確な説明がなかったり、故意に情報を隠したりするケース。
顧客の権利や還付金に関する正当な請求を無視する傾向にあり、信頼性の低下につながります。
だからこそ、自動車税の還付金に関する明確な説明を提供する業者を選ぶことが重要です。
自動車税の還付について説明がない、または誤った情報を提供する業者は、顧客の権利を無視している可能性があります。

クーリングオフ出来ると主張してくる

クーリングオフ制度は新品の商品購入や特定商取引に関連する場合に適用されますが、中古車の買取には通常適用されません。
【よくある事例】
クーリングオフが可能であると不正確に伝えることがあるケース。
とにかく契約することを優先して消費者を欺くために法律を誤って解釈または誤解させる情報を提供する可能性があります。
中古車の買取にクーリングオフは適用されません。
これを主張する業者は法律を誤解しているか、故意に誤情報を提供しています。

買い取り代金を振り込まない

買取業者が買い取り代金を支払わない場合、悪質な行為で詐欺の可能性が高いです。
【よくある事例】
ある業者が車の引き取り後に支払いを約束していながら、何週間も経過しても代金を振り込まないケース。
こうした状況では、売主は業者に何度も連絡を取らなければならず、結局代金を受け取れないこともあります。
契約前に業者の信頼性を確認し、振り込み期限の契約内容を明確にすることが重要です。
契約後に代金の支払いが遅れるまたはされない場合は、詐欺の可能性があります。また、後日振り込みされるか心配がある場合は現金支払いが可能な買取店を選ぶことで安心に売買ができます。

悪質な車買取業者のトラブル回避するには

では私達が出来る悪質な車買取業者のトラブル回避にはどんなことがあるでしょうか?
ここでは4つの回避策をご紹介します。

買取相場の根拠をしっかり買取業者に確認しておく

自動車の買取相場を把握することは、悪質な業者に騙されないための重要です。
市場の相場を理解しておけば、提示する価格が妥当かどうかを判断できます。
良い車買取店であれば、査定の際に買取相場の根拠を聞けば詳しく教えてくれます。自分で色々なサイトにて調べようと思っても、販売価格は調べることができても、なかなか自分の車の買取相場を詳しく調べることは難しいです。車は1台1台傷や状態によって査定額が変わるため正確な査定額はプロの査定士に直接見てもらい確認する必要があります。よく市場での販売価格を参考にしようとされる方がいらっしゃいますが、販売価格の相場と買取相場は全く別ですので注意が必要です。販売価格には、メンテナンス代・修理代・備品交換代・車検代・板金塗装代などの経費が大きく上乗せされていることがほとんどのため参考にはしづらいのが現実です。実際に買取されている自分の車と条件が似ている相場を教えてもらいその上で、自分の車の査定額がいくらになるのかの根拠や車の相場を丁寧に教えてくれる買取業者を選ぶ必要があります。

怪しいと思ったら即決しない

車を売る際には、急かされて即決しないことが重要です。
悪質な業者はしばしば、プレッシャーをかけて早急に契約を迫ることがあります。
例として限定オファーを用いて「今決めないとこの価格は保証できない」という手法を取る業者がいます。
このような状況では、時間を取って他の業者と比較検討し、冷静に判断する余地を持つことが賢明です。
「今日すぐに決めてくれ」とせかされると焦ってしまいがちですが、そういった場合は「一旦、家に持ち帰って家族と相談します」と一言伝えてみましょう。

安心できる車買取専門店を選ぶ

信頼できる車買取専門店を選ぶことは、トラブルを回避する上で非常に重要です
優良な業者は透明な取引を心がけ、客のレビューや評判が良い傾向にあります。
店舗の実績、顧客満足度、アフターサービスの質などを調査することで、信頼性の高い業者を見分けることができます。
事例として、地域の評判が良く、長年の実績を持つ店舗は信頼できる指標となりえます。
例えばネットで調べる時はグーグルマップの口コミをチェックして客観的な評価を知ることや、長期的なお付き合いが出来そうな店舗なのか?担当はどんな人なのか?また高い金額を提示された場合は後から減額がないか?手数料はとられないか?などをホームページで事前に確認すしておくことが必要です。
また担当者がコロコロ代わるような場合は注意が必要です。前の担当者と言っていることが違うなどのトラブルの可能性があるため、一貫して信頼できる担当者が専任で付いてくれるような車買取店を選びましょう。

JPUCや国民生活センターを頼る

トラブルが発生した場合は、売却先の買取業者との間で和解し解決することが最も良い選択肢ですが、時には売却先の業者がそれに応じないこともあります。そうしたトラブルが発生した場合には、消費者保護機関に相談することも有効な手段です。
日本消費者連盟(JPUC)や国民生活センターなどの組織は、消費者の権利を守り、トラブル解決のためのアドバイスやサポートを提供しています。
例えば、不当な低価格での買取や契約上のトラブルに直面した際、これらの組織が適切な対処法を指南し、場合によっては法的な手続きのサポートを行います。
車の売却の取引に関して、怪しさが残り後で振り返ってみて何か騙されたという方で、買取店が対応に応じてくれない場合は日本消費者連盟(JPUC)や国民生活センターに問い合わせて相談してみましょう。客観的な正しい意見を教えてくれます。

1. 国民生活センター
国民生活センターは、消費者庁が管轄する独立行政法人です。消費者のトラブル等を解決することを目的とした国の中核的な機関で色々なトラブルに関して相談ができます。

国民生活センターのホームページはこちら

引用:国民生活センター

2.JPUC
一般社団法人日本自動車購入協会(英語名:Japan Purchase Used Car Association、略称:JPUC/ジェイパック)は2014年に設立された、一般消費者への安全・安心なサービスの提供を目的として、不当な勧誘の防止、安心かつ安全に契約できる環境を提供することで、自動車の取引の公正化を図っている組織です。

JPUCのホームページはこちら

引用:JPUC 日本自動車購入協会

・まとめ 安心できる車買取専門店に依頼しよう

【この記事をまとめると】

  • 査定後に後から買取額の減額提示をされないように「だいたい、いくらぐらい」など査定額を曖昧に提示する買取店は避ける
  • 万が一の場合、キャンセルはいつまで可能か?キャンセル料はかからないか?手数料はかからないか?などを査定士に確認しておく
  • 「すぐに売却をすれば高く買う」など即決を求める買取店は避ける
  • 代金はいつ支払われるか?心配であれば現金払いは可能であるか?を確認する
  • 査定士の人柄や態度、査定額の根拠が十分であるかを判断する
  • 安心できる買取店を選ぶためにグーグル等の口コミレビューをよく確認する

今回は車の買取で悪質業者に騙されないための、よくある悪質なサービスと回避策についてまとめてみました。
よくある事例は事前に把握しておくことでトラブル回避が出来ます。
そして信頼できる車買取専門店を見極めて依頼しましょう。
現在はネットで情報を収集する人が多いですが、注目するのはグーグルマップの口コミです。
グーグルマップでの高い口コミ評価を持つ店舗は信頼の証です。
実際に利用した人の感想や評価は、店舗のサービスの質を反映しています。
また現在は、ネットや電話のみで車買取が完了できるサービスもありますが、安心面でいうと実際に車を直接査定しに来てくれる買取店担当者の顔が見える買取店担当者の印象や態度に好感が持てるこういった車買取店で売却する方が安心できます。
これらの特徴を持つ店舗を選ぶことで、不当な安値での買取を避け、適正な価格で車を売却することが可能になります。
信頼できる買取専門店を見極めることは、安心して車を売却するための鍵となります。
もちろん高値で車を売却できるのがベストですが、安易な提示金額を信じ込まないで背景にある担当者の対応や店舗・会社の信頼度をチェックして自分の目で見極めることが大事です。

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