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お役立ちコラム

中古車の査定金額に差が出る!買取額の高い国産車メーカーランキング

買取相場が高い国産車メーカーランキング

日本車は世界でもトップクラスに人気なブランドです。
そして燃費の良さや安全性、耐久性で人気なのが国産車メーカーです。
国産車メーカーは他の国と比較して圧倒的な「信頼」を誇ります。

ただし、全ての国産メーカーが国内向けん買取相場となっているわけではありません。
国産メーカーごとに長所や短所もあり、国内に強いか、海外向けに人気など特徴が異なります。

この記事を読めば、車を売却する時の査定金額で損をする機会を減らすことに役立つでしょう。
次に車を購入する時の判断材料にすれば、査定金額で得をする可能性があります。
でも、国産車メーカーはたくさんあるし、特徴と車種名が多すぎて分からない人が多いかと思います。
そこでメーカーの特徴と人気の車種名を5つ徹底調査しました。

目次

買取額に有利な国産車メーカーランキング結果

独自調査した結果、買取額の高い国産車メーカーは以下のとおりです。

  • 1位 トヨタ
  • 2位 ホンダ
  • 3位 日産
  • 4位 スズキ
  • 5位 ダイハツ

車種によってもそれぞれ買取額が異なりますが、メーカー全体の目安としてランキングしてみました。
主な基準としては、国内向けだけでなく、海外向けも含めて買取相場が強い国産車メーカーで算出してみました。
より具体的なメーカーの特徴と買取額相場が高い車種名を知りたい人は、最後まで読んでみてください。

中古車の査定金額の相場は時期や状態、グレードによって変動します。
また車種やモデル・グレードなどで異なりますが、今回はメーカーごとの特徴を踏まえ、買取相場が高い人気車種や国産メーカーの特徴について詳しく解説していきます。
(※今回掲載していない車種の詳しい情報はハッピーカーズ川崎登戸店に直接お問い合わせください。)

1位 トヨタ

トヨタのエンブレム

トヨタは世界最大の自動車メーカーの1つでトップクラスの人気です。
エンジンや部品などの「耐久性の高さ」を評価されていて、長持ちする国産車のイメージを形成しました。燃費も良くエコカー市場で高い評価を受けています。
ファミリー層向け、野外活動を楽しむ層向けに「車種の豊富さ」で市場のニーズに応えています。

トヨタが評価される理由

■トヨタ車の主な特徴

  • 故障や不具合の少なさ
  • 燃費の良さ
  • 車種の豊富さ
  • くせが少なく乗りやすい
  • 老若男女に人気
  • リセールバリューの高さ
  • ハイブリッド車の高品質さ
  • 販売店ディーラーの数が多い

世界トップメーカーのブランド力

販売台数世界一も獲得している世界の自動車メーカーと言っても良いトヨタはダントツで人気と買取相場ともに良いです。
特にこだわりもなく買取相場も考えてどの車に乗ろうか迷ったら、トヨタ車を選ぶことをおすすめします。

国内向けの相場だけではなく、特に海外でのブランド認知度が高く、幅広い国や地域で愛されているため、年式が古くなったり、過走行距離であってもリセールバリューは他の国産車メーカーと比較すると高い傾向にあります。

とにかく丈夫で壊れにくい

トヨタ車の評価が高い理由は、乗りやすく壊れにくい品質の高さです。
また車種ラインナップも多く様々な用途に合わせ選べることができるため、幅広い年代に合わせていることも評価されています。

全国約5000店舗あるディーラー販売店

全国に広がるトヨタ系のディーラー販売店の数は、最も多く日本全国で約5,000店舗あります。
車検だけでなく、何か不具合が発生したり相談できる販売店が近くにある安心感がトヨタ車を選ぶ理由の一つにもなっており、修理・整備工場でのアフターサービスも充実しています。

トヨタの買取額が高い人気車種

銀色のミニバン

アルファード/ヴェルファイア 買取額期待度:★★★★★

ファミリー層、野外活動を楽しむ層から人気のミニバンです。
見た目の高級感だけでなく、走行性は安定しているので長距離を快適に移動できます。
リセールバリューの高さも人気の理由です。

ランドクルーザー 買取額期待度:★★★★★

海外問わず人気のSUVです。オフロードを走行する野外活動を楽しむ層から人気です。
高級感ある内外装や耐久性、高い走行性を誇ります。
国内はもちろん、海外でもリセールバリューの高さも人気の理由です。

ヤリスクロス 買取額期待度:★★★★★

乗りやすさと購入しやすい価格を求める層から人気のコンパクトSUVです。
安定した走行性と燃費の良さを両立しています。
トヨタのハイブリッド車は故障が少ないので、年間1万km以上乗る人、5年以上乗る人ならハイブリッド車の購入をオススメします。

プリウス 買取額期待度:★★★★☆

トヨタを代表するセダンで、ハイブリッド車の先駆者です。
革新的なデザイン、燃費の良さと安定した走行性を両立していて、老若男女に人気です。
ハイブリッド車は故障時の修理代が高額になりがちですが、トヨタのハイブリッド車は故障や不具合が少ないです。
プリウスは海外でも人気車種となっているため、比較的買取相場は高い傾向にあります。

参考記事:【トヨタ プリウス】中古車購入時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【トヨタ プリウス】買取相場 詳細はこちら

ハイエースバン/ワゴン 買取額期待度:★★★★★

商用車や車中泊などの野外活動を楽しむ層から人気です。現在はキャンプ用に改造している方もいるため人気が高いです。
積載量の多さと耐久性の高さが人気の理由です。海外の道は舗装されておらず直線で長いのが特徴です。
ハイエースバン/ワゴンの「耐久性の高さ」が海外の道と相性が良く、リセールバリューの高さを支える要因です。

 2位 ホンダ

ホンダのエンブレム

創業者の本田宗一郎氏で有名なホンダは、国内2位のシェアを誇っています。
オートバイのスーパーカブ・シリーズは生産累計1億台の達成で有名です。
独創性のある車作りや車種の多さ、故障のしにくさで高い評価を得ています。
軽自動車の「N-BOX」シリーズは高い人気で、コンパクトかつ扱いやすい車を好む人に支持されています。

ホンダが評価される理由

■ホンダ車の主な特徴・強み

  • 自社開発で独自の技術力で進化し続けている
  • 車種の豊富さ
  • 故障や不具合の少なさ
  • ガソリン車の高品質さ
  • エンジン技術に強み
  • ホンダ車代名詞といえば、センタータンクレイアウト

自社開発で独自の製品を作り続けている

日本三大自動車メーカーといえば、トヨタ・ホンダ・日産と言われています。
その中ではトヨタが大きく抜け出していますが、国内販売台数2位の座を、日産自動車と常に競っているのがホンダです。

ホンダのイメージはと聞かれたら多くの方が「スポーティーなモデル」「エンジンが良い」と答えるでしょう。

ホンダはバイクでは世界で1位のシェアを誇ります。国内のみならず世界中にホンダのバイクが乗られており、バイク好きにも強いブランドです。

ホンダ車が評価される最大の強みは、こだわりを持った車作りがされていることです。
現在、車業界は再編やコストカットなどで他のメーカーと共同開発や、同じ車体でメーカーごとに別の名前で販売するOEM供給などが盛んに行われています。

例えば、トヨタは2016年8月にダイハツの完全子会社化。
スバルも2019年、資本業務提携により、トヨタ自動車のグループ関連会社となっています。
マツダとスズキは、グループ会社ではありませんが、トヨタ自動車と資本提携を締結しています。
日産自動車は三菱自動車とフランスのルノー関連会社とアライアンスの資本関係にあります。

しかし、ホンダはどこにも提携せずに単独で自社開発を進める道を選んでおり、制約されることなくホンダ独自の製品を作り続けるこだわりが認められています。

ホンダはエンジンが強み

ホンダといえば「ホンダサウンド」や「エンジンが良い」と昔からファンが多いです。
その最たる特徴が「VTEC(ブイテック)」で、独自開発した燃費と力強さを融合させた可変バルブタイミングエンジンで、1989年の誕生以来、改良を重ね愛好者も多いです。

ホンダ独自の技術「センタータンクレイアウト」

ホンダはセンタータンクレイアウトと呼ばれる、燃料タンクを前席の床下に設置しています。
これにより後席や荷室のスペースを有効活用できるため、広い室内にすることができます。

他のメーカーであれば、多くは燃料タンクが荷室や後席床下に設置しているため多少空間が犠牲になってしまいます。
センタータンクレイアウトはホンダが特許を取得しているため、ホンダ独自の室内空間が魅力です。

ホンダの買取額が高い人気車種

緑色のホンダヴェゼル

N-BOX 買取額期待度:★★★★★

ホンダを代表するトールサイズの軽自動車で、販売台数が2015年から6年連続「トップ」を独占している車種です。
後席ドアはスライドドアを採用、軽自動車の中でも最大級の車内空間を誇るので、ファミリー層を中心に支持されています。
その他に、優れた走行性能や安全性の高さが人気で、買取相場も軽自動車内でもトップクラスです。

参考記事:【ホンダ N-BOX】中古車時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【ホンダ N-BOX】買取相場 詳細はこちら

N-WGN(エヌ-ワゴン) 買取額期待度:★★★★☆

操作の安定感があるハンドリング性能の高さで人気のハイトワゴンです。
後席ドアはスライドドアを採用しておりドアの開口部は広いので、子供や年配の方などの乗り降りがしやすいです。

フィット 買取額期待度:★★★☆☆

コンパクト車で圧迫感を感じにくい室内空間の広さと、トランクルームの積載量の多さにおいて優秀です。
高い機能性と優れた走行性能を誇り、ハイブリッド車とガソリン車があり、燃費の良さも人気の一つです。
中古車の中ではリセールバリューは下がりやすいジャンルなので「長く乗って乗りつぶす」方向性がベストでしょう。
どうしても高く売却したい場合は、最新の安全予防装備である「ホンダセンシング」搭載車を選んで下さい。

参考記事:【ホンダ フィット】中古車購入時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【ホンダ フィット】買取相場 詳細はこちら

フリード 買取額期待度:★★★★☆

コンパクトミニバンで、5人乗りと7人乗り用があり、室内空間の広さを重視する消費者のニーズが高く、福祉車両に使われるほどです。
開口部の広いスライドドアや、乗り降りしやすいワンステップ低床フラットフロアが人気です。

ヴェゼル 買取額期待度:★★★★★

野外活動を楽しむ層、都会的で洗練されたデザインを好む層から支持されるコンパクトSUVです。
機能性の高さや燃費の良さ、品質のわりに値段が安いのも人気の理由で、SUVブームによりリセールバリューの高さも魅力的です。
ハイブリッド車とガソリン車があります。
ホンダのガソリン車は評判が良く、ハイブリッド車はリセールバリューの高さがあるので、好みで選ぶといいでしょう。
またヴェゼルは海外人気も高いため買取相場が非常に高い車種です。

参考記事:【ホンダ ヴェゼル】中古車購入時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【ホンダ ヴェゼル】買取相場 詳細はこちら

3位 日産

日産ディーラー店舗

国内市場シェア第3位、日本の電気自動車(EV)の先駆けとして有名で「技術の日産」と言われるほど、国内外において高い技術力を評価されています。
筆頭株主はフランスのルノー、日産、三菱自動車工業の3社で、世界的なメーカーです。
日本では、電気自動車の給電スポットの復旧が進んでいないため、電気自動車のリセールバリューは低いとされています。

日産車が評価される理由

■日産車の主な特徴・強み

  • 独自の先進技術「プロパイロット」
  • 自動車の運転技術の高さ「e-power」
  • 個性的なモデルやリーズナブルな価格帯もある
  • ファミリー層に人気

日産の魅力は「先進技術」

国内メーカーの中で、早い段階からコンパクトカークラスにも自動ブレーキを装備されたり、「技術の日産」とも評されています。

買取相場という点においては、トヨタとホンダに劣る車種が多いですが、年式が新しく先進技術が搭載されているモデルに関しては、高い買取相場となっています。

ガソリンエンジンを発電機としてモーターで車を動かす「e-power」

e-POWERは他の自動車メーカーのハイブリッドシステムとは大きく異なり、エンジンを発電機として、車を動かすのは全てモーターのパワーで行っています。
これにより走行している時の感覚は他メーカーのハイブリッドカーとは違い、電気自動車のようなクリーンな乗り心地を実現しています。

自動運転「プロパイロット」は魅力的

プロパイロットは、高速道路における日産の運転支援技術で複数のカメラ、レーダー、ソナーによって自動運転走行を可能にしています。
安全性に関する装備がパッケージ化されており、全方位での予防安全技術が搭載されています。

日産の買取額が高い人気車種

白い日産の5代目セレナ

デイズ 買取額期待度:★★★★☆

常に販売台数は上位をキープするハイトワゴンです。
都会的なデザインや燃費の良さ、安全性の高さで評価されています。通勤・通学など日常生活の車として利用されていて、中高年の男女に人気です。

ノート 買取額期待度:★★★★☆

トップの販売台数を誇るコンパクト車です。
ミニバンやSUV、セダンから乗り換える人が多く、中高年から支持されています。ノートは世界で初めて「e-POWER」を搭載した車です。
e-POWERとは、ガソリンエンジンとモーターを融合した日産独自の「電動パワートレイン」です。
ガソリンエンジン用のガソリンを給油すれば、運転中に車載のバッテリーに自動で充電する仕組みで、力強い加速と滑らかな減速で快適な走りを実現しています。

参考記事:【日産ノート】中古車購入時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【日産ノート】買取相場 詳細はこちら

セレナ 買取額期待度:★★★★☆

広い室内空間でファミリー層に人気のミニバンです。
5ナンバーの規格で、3列シートや両側スライドドア、e-POWERを搭載しています。最新の車種は「プロパイロット」が標準装備されています。
プロパイロットとは、運転者が設定した速度を上限に先行車に追従する「速度制御機能」のことです。
高速道路や自動車専用道路の長距離運転を支援する機能です。

参考記事:【日産セレナ】中古車購入時のおすすめモデルと売却額相場を公開!
【日産セレナ】買取相場 詳細はこちら

エクストレイル 買取額期待度:★★★★★

e-POWERを搭載したミドルSUVで、街乗りをする層や野外活動を楽しむ層に人気で、20代〜50代の幅広い年層に支持されています。
4WDモデルには「インテリジェント4×4」システムを搭載しています。
インテリジェント4×4とは、走行する状況に応じて「駆動モード」を選べるシステムのことです。
「4WD」「2WD」「オート」の3つのモードに切り替えることができ、悪路は4WDで走行、舗装された道路は2WDに切り替えることで走行性を安定させることができます。

スカイライン 買取額期待度:★★★★★

発売から60年以上の歴史を誇るセダン車で、日本の中高年と海外のドライバー層から人気の車種です。
モータースポーツでの使用を想定した「GT-R」は国内外で人気があり、査定金額が数百万〜数千万円と高額です。

4位 スズキ

スズキの自動車工場

軽自動車の販売を主力として、ファミリー層や可愛らしいデザインで女性から支持されています。
リーズナブルな価格帯や車種の豊富さ、室内空間の広さも人気の理由です。
独自技術の「S-エネチャージ」により燃費の良さと静かな走行を実現しています。
S-エネチャージとは、車の加速時にモーターでエンジンを補助して、発電時のムダな燃料消費を抑える装置のことです。

スズキが評価される理由

スズキ車の主な特徴・強み

  • 女性に人気な可愛らしいデザイン
  • 安定した走行性の高さ
  • リーズナブルな価格帯
  • 豊富な車種
  • 室内空間の広さ
  • 燃費の良さ
  • 海外需要も高い

軽自動車新車販売台数の上位を占める人気ぶり

軽自動車の新車販売台数ランキングを紹介します。売れているからには必ず理由があります。販売台数の高さで信頼度を図れますし、買取相場も高くなる傾向にあります。
スズキは軽自動車の新車販売台数で常に上位に多くの車種が入ってきます。

■軽自動車 新車販売台数 ランキング(2024年8月)

軽自動車販売台数ランキング(2024年8月)

参考サイト:一般社団法人 全国軽自動車協会連合会 2024年8月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報
2024年8月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報

手ごろな価格からラインナップがある

スズキは軽自動車がメインとされていますが、コンパクトカーにも力を入れています。
小さいサイズの車作りが得意なメーカーで、空間効率を非常に意識しながらも、グレードによっては簡素なモデルも多くあり、手頃な価格から設定がされていることが魅力です。

高い走行性と燃費向上技術「S-エネチャージ」

スズキは、低燃費を実現する独自の技術「S-エネチャージ」があります。
モーター付発電機にリチウムイオンバッテリーを組み合わせたシステムで、モーターが走行を助けることで、高い走行性と燃費を両立しています。

個性派の軽自動車やコンパクトカーが多くある

スズキで売れ筋な車種は、コンパクトカーでは、ソリオ・スイフト・クロスビー、軽自動車では、ワゴンR・ハスラー、スペーシア、ジムニーなどが挙げられます。
どれもそれぞれが違うイメージやキャラクターを持っており、運転がしやすい小さな車が欲しい方には、選ぶ楽しさもあります。

買取相場はたくさん売れた人気車はもちろん高くなる傾向にありますが、個性的で評判が良く、一度乗ってみたいと思うような車種やモデルも高い相場になることが多いです。

インドではスズキの自動車シェアが1位

インドは2023年に中国を抜いて世界最大の14億人以上となり、世界有数の大国に今後なっていくだろうと予測されています。
そんなインドの車事情をみてみると、2022年のインド国内自動車の約4割をスズキが占めています。
国内では軽自動車メーカーのイメージがありますが、海外でもその品質は評価されており、今後も海外進出を進めるにあたりブランド価値も向上していくと思われます。

スズキの人気車種

スズキのハスラー

アルトラパン 買取額期待度:★★★☆☆

ヨーロッパ調の可愛らしいデザインで女性に人気です。
ウサギのエンブレムが特徴的で、丸型の車体は「やさしい印象」を与えます。
低床ステップなので、楽な姿勢で乗り降りできて、女性の服装に配慮した作りです。
リーズナブルな価格帯と室内空間の広さも人気で、初めて車を購入する女性に支持されています。

ハスラー 買取額期待度:★★★★★

街乗りや野外活動向けのライトSUVで、老若男女に似合う可愛らしいデザインが人気です。
トールワゴンが主流の軽自動車において、トールワゴン並みの広さ、オフロード車の車高の高さを「いいとこ取り」をして、多くの消費者から支持されました。
ボディーカラーの豊富さも人気の一つです。

クロスビー 買取額期待度:★★★★☆

ハスラーを一回り大きくしたようなユニークなデザインのコンパクトSUVで、ハスラーより大きいサイズに乗りたい人向けの車です。
広い室内空間やリセールバリューの高さ、ボディーカラーの豊富さで「個性の表現」をすることができます。
撥水加工のシートや防汚タイプのラゲッジフロア、取り外し可能で水洗いできるラゲッジアンダーボックスで掃除しやすい点も魅力です。

ジムニー 買取額期待度:★★★★★

日常的に山道や雪道などの悪路を走行する層に人気のオフロード四駆自動車です。
海外でも消費者のニーズが高いため、納車待ち1〜2年の状況が続いており、リセールバリューの良さが特徴です。
無骨な見た目や安定した走行性の高さ、リーズナブルな価格帯が高い評価を受けています。

ジムニーシエラ 買取額期待度:★★★★★

ジムニーに比べて、大きな車体と大きなエンジンを搭載しており、高速道路など長距離の移動を利用する人向きです。
悪路を走行する際の「駆動力」と、ジムニーに比べてエンジン排気量が2倍以上に増えるのも人気の理由です。
ジムニーと比べて価格差もわずかなうえ、国内外ではリセールバリューの良さも支持されています。

5位 ダイハツ

ダイハツのエンブレム

軽自動車やコンパクト車の販売が主力で、2006年以降は17年連続で軽自動車の新車発売のシェアNo.1を獲得しています。
現在はトヨタの子会社であり、リーズナブルな価格帯で高性能な車作りに定評があります。
ダイハツの先進安全装備「スマートアシスト」を搭載しており、安全に運転するための技術力も評価されています。

ダイハツが評価される理由

■ダイハツ車の主な特徴・強み

  • リーズナブルな価格帯
  • 高機能な車種の多さ
  • 安全性の高さ「スマートアシスト」

軽自動車作りに特化した国内向けに強いメーカー

軽自動車は今や国民車となっています。
現在は公道を走っている乗用車の3分の1以上を軽自動車が占めています。
維持費が安い軽自動車に乗換え需要が増えていることも人気に一つとなっています。
ダイハツは、普通車だとロッキーやブーンなど、トヨタを協力しOEM供給していますが、メインは軽自動車に特化している国産メーカーだと言えます。
とことん軽自動車を追求して開発しているため、日本独自の軽自動車文化とマッチしているメーカーです。

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独自の安全装置「スマートアシスト」

ダイハツは軽自動車の安全性を向上させることに注力を注いでおり、予防安全機能に独自の技術を詰めこんだ「スマートアシスト」を搭載しています。
車内に搭載した「ステレオカメラ」で周囲の安全や対車両・対歩行者へ衝突を避けるための安全装備はとても近年では重要視されています。

ダイハツの買取相場が高い人気車種

ダイハツのタントカスタム

タント 買取額期待度:★★★★☆

軽自動車のスーパーハイトワゴンの火付け役で、ファミリー層に人気の車種です。
ピラーレス構造により開口部の広いスライドドアで乗り降りのしやすさを実現しています。運転手席と助手席のスライド幅が広いのもファミリー層に人気の理由です。

タフト 買取額期待度:★★★★☆

スタイリッシュなデザインの軽SUV車で、スーパーハイトワゴンより重心が低いので走行時の安全さが特徴です。
スカイルーフトップと呼ばれる大型のガラスルーフトップが「標準装備」されており開放感があります。

ムーヴキャンバス 買取額期待度:★★★☆☆

可愛らしいデザインと機能性を楽しみたい女性向けのトールワゴン車です。
タントほど天井は高くなく、大人だけで乗ることを想定しており、オシャレな内装も人気の理由です。

コペン 買取額期待度:★★★★★

ヨーロッパ調のデザインが特徴で、軽自動車では珍しい2シーターのオープンスポーツカーです。気軽にオープンスポーツカーを楽しみたい男性に人気で、ルーフが電動開閉式なのも支持される理由です。

ロッキー 買取額期待度:★★★★★

走行性の高さや燃費の良さのわりに、リーズナブルな価格で人気のコンパクトSUVです。
5ナンバーのコンパクトサイズで扱いやすい小回りの良さは、街乗りや野外活動を楽しむ層に人気です。

まとめ 国産車メーカーの特徴や人気車を知っておくことが重要

車の前で説明をする男性ビジネスマン

買取額の高い国産車メーカーの特徴と車種名をランキング形式で解説しました。
それぞれの国産車メーカーには強みや人気の秘訣があります。
買取相場の高さにおいては、海外でも高い評価をされているトヨタが抜きに出ています。
リセールバリューの高い車を購入したい場合には、トヨタ車から選ぶことが良いでしょう。

軽自動車は日本特有のモデルであるため、海外相場は関係がなく、国内での人気度によって相場が高くなります。軽自動車の新車販売台数の上位に入ってくる車種は、中古車市場でも高い相場が維持される傾向にあるため、販売台数ランキングも考慮して選ぶべきです。

また車種だけではなくそれぞれのメーカーの強みを搭載しているモデルが高い買取相場に影響もします。
例えば、日産であれば「プロパイロット」や「e-power」、ダイハツであれば「スマートアシスト」などが挙げられます。
搭載車と非搭載車では、価値が異なりますので大きく買取相場に影響があります。
先進技術や、安全装備、快適装備などの付加価値があるモデルを選ぶことも考慮することが大切です。

もちろん趣味嗜好や様々な環境によって人気車種やメーカーは変わってきますが、今回の内容が参考になれば幸いです。
中古車の査定金額はメーカーによって差が出ることを知るのは重要です。
差が出ることを知らずに車を購入すると、売却する時に査定金額が低くなる可能性があるからです。
この傾向をもとに車の購入や売却を考えるとよいでしょう。

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